前回の旅はこちらから。
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掛川駅より旅行スタート。 いつもは千葉県内出発のなぜ掛川にいるのか、前日談があります。次回以降の投稿で分かると思います… あいにくの雨でしかも週間天気でもこの日だけ雨というついてなさぶり。しかし本日向かう場所は中々行くのが大変なのでやむを得ず雨天決行した次第です。 発車してしばらくの間は金谷の町中を走行します。金谷駅よりもお隣の新金谷駅のほうが町の中心だということが分かります。 千頭駅に近づくにつれて山の中に向かって走っていくのが分かります。この辺りも十分景色のいいローカル線です。 千頭駅着。今まで乗っていた区間は大井川本線、ここからは井川線に乗り換えます。 井川線の車両は全ての列車がアプト式と呼ばれるトロッコ車両で運転しています。日本で乗車できるのはここ井川線だけとのことです。 平日でしかも雨ということもあり、乗客は両手で数えられるレベル。 大井川と寸又川。本当はもっと緑色に澄み切った川なんですが…残念。 かの有名な奥大井湖上駅。ですがこの天気なので流石に観光客はまばらです。 この路線はダムを見かける機会が非常に多く、勢いのある放流を見ることができます。 天気が悪く写真だけだと本当に絶景かどうかが伝わらないので、参考までに以前大井川鉄道に訪れたときの景色もご覧ください。(2017年9月撮影) 井川にてスタンプその28:井川ちしろを押印。 大井川鐵道株式会社/車掌 ・あまり表には出さないがSLが大好き。将来の夢は機関士。 ※大井川鐵道の車掌。 https://tetsudou-musume.net/contents/chara/chara.php?cid=PU46 井川駅。井川線の終着駅であり南アルプスの登山口でもあります。 井川駅の時刻表。定期列車は1日僅か4本のみ(しかも首都圏発だと1番列車には間に合わないので実質3本) の上に終電も15時代と非常に早くかなりの難所です。 なので掛川駅で前泊する必要があったんですね。 と、その前に。名前の由来となった駅、アプトいちしろ駅に立ち寄り。 アプトいちしろ駅と隣の長島ダム駅までの間はかなりの急勾配のため、この駅では勾配を登るために電気機関車の連結作業があります。井川線は基本的には非電化区間ですがここの一区間のみは電化されているようです。 停車時間が長いので駅で下車しなくても連結作業を見学することができます。 乗ってきた列車を見送り、次の列車までの間に周辺を散策。とはいえ駅の周りに民家と呼べるようなものは全くなく吊橋と発電所しか見当たりません。完全なる秘境駅です。 ちなみにこの吊橋は「関係者以外通行禁止」でした。 なにか珍しいものはないかと散策しているとかなーり怪しげなオーラを漂わせているトンネルがありました。その名も「ミステリートンネル」。 中はこんな感じ。懐中電灯が必須なくらいの暗さです。念のため言っておきますが、撮影ミスではありません。アプトいちしろ駅の待合室に貸し出し用の懐中電灯があったので助かりました。 ミステリートンネルと名乗るだけあり、トンネル内にはいくつかの「しかけ」がありますがネタバレするのも無粋なので取り上げないでおきます。 トンネルを抜けると雪国…ではなくアプトいちしろキャンプ場でした。この天気なのでキャンプをやっている人は皆無。当然ですね。 回想終了。朝7時から移動開始してもう5時間経過しているので何か昼ごはんを…と思ったらこれだよ。 折り返しの列車の時間の兼ね合いもあり、そそくさと井川駅を離脱。 帰りはお隣の閑蔵駅で下車。 この駅から千頭駅に向かうバスが出ているので乗車。バスの本数も1日3本のみと非常に少ないのですが、アプト式に乗車すると1時間半近くかかる区間をこのバスは30分ほどで移動できるのでかなりのショートカットになります。 バスでも絶景は満喫できますのでおすすめ。 お昼ごはんはこちら「先頭館」さん。 千頭駅に戻ってきました。空腹と寒さで限界だったのでそば定食をいただきます。生き返る~。 やっとまともなご飯にありつけたところで、帰りのお時間です。時代を感じる電車に乗って千頭駅を後にします。 座席はこんな感じ。 金谷駅での4分乗換に成功し、静岡駅着。ローカル線はもう十分堪能したので新幹線で帰ります。 色々はしょって津田沼駅着。
・最近は職場の先輩から、後輩と一緒にハーモニカを習っている。
・ボーイッシュな性格だが、密かに奥大井湖上駅の鐘に憧れる一面もある。
※名前の由来は「井川駅」と、「アプトいちしろ駅」から