夏休み大遠征2020後編、はじまります。
2020年9月某日、東京駅より夏休み大遠征後編スタート。 前編では東北と北海道、中編では中部地方を巡っていました。後編では西日本とほぼ手付かずの地であった九州が目的地です。ということでまずは西に向かうため東海道新幹線のホームまでやってきたのですが… 東海道新幹線運転見合わせのお知らせ これは一体何が… この時九州付近に台風10号が接近していました。天気予報では過去最強クラスと報じられ九州・西日本エリアでは新幹線を含む交通機関の計画運休が決定済みでした。この台風のせいで旅行の出発日も予定より1日遅い出発となり、旅行の計画自体も大きく変わっています。 ではこの台風が東海道新幹線に関係あったのかというと、直接の関係はないのですが日本各地で天気が不安定な状態になっており、いわゆるゲリラ豪雨が発生したため運転見合わせになったそうです。 当時の名古屋駅周辺の雨雲レーダーです。局所的に豪雨となっているのが分かると思います。 幸い雨が弱まったのですぐ運転再開することができました。写真は愛知県蒲郡市付近走行中のものですがそれでもすごい雨です。 なお、この時はゲリラ豪雨がこの先の行程に付いて回ってくることなんて知る由もありませんでした。 新大阪駅に到着しましたが、ここまでがらんとした新大阪駅ははじめて見ました。東海道新幹線は遅れての運転でしたが、山陽新幹線は終日運休の区間があり、列車本数も減らしての運転となっていたためだと思われます。 大阪駅まで一駅移動して、大阪環状線に乗車します。この辺りは台風や大雨の影響もなく至って平和です。 でんこの元ネタ駅その51:天王寺に到着。 No.88 天王寺たまき 楽しいことが大好きな、ミーハー気質のギャルでんこ。どんなことも楽しめるムードメーカー的存在だけど、ついつい遊びすぎて時間を忘れてしまうことも……。おしゃれな見た目とは裏腹に自分の容姿にコンプレックスを抱いているようで、どんな時も鏡のチェックが欠かせないのだとか。 天王寺駅にはたまきちゃんの元ネタ車両である323系が停車していました。私は大阪に詳しくはないのでよく分からないのですが、この車両が導入されるまではJRの前身である国鉄仕様の車両が普通に使われていたみたいです。 天王寺駅。 JRの大阪環状線・阪和線・大和路線の乗換駅だけではなく、大阪メトロ御堂筋線・谷町線や阪堺電車にも乗り換え可能な大阪市内の駅でも一大ターミナル駅となっています。そんな天王寺駅ですが駅を出て正面に何が見えるのかというと… 近鉄南大阪線の起点となる駅で1日の乗降人数も近鉄の中でもトップクラス。天王寺駅の目の前に立地していますが違う駅名を採用しています。関西エリアはJRと私鉄で駅名を別にしているパターンが多い気がします。 天王寺駅には天王寺ミオという駅ビルを(写真右)大阪阿部野橋駅にはあべのハルカスという高層ビル(写真左)を抱えており鉄道輸送だけではなく駅商業施設という点でも熾烈な争いを繰り広げています。 そういえば昼ごはんがまだだったので天王寺駅近くにあるあべちかに移動。「あべとん」さんでランチタイムです。 とん玉+ミニ焼きそば+生ビールがセットになったビールセットを注文。これで1000円ちょっとなので実にリーズナブル。味もGood。 天王寺を離れて新今宮駅まで移動してきました。駅名標を見ると大阪環状線仕様の特別バージョンになっていることに気付く。天王寺駅でも写真撮っておけばよかった… わざわざ「JR」を頭に付けているように、南海・近鉄・阪神電鉄・大阪メトロが乗り入れているなんば駅とJRだけの駅であるJR難波駅は別駅扱いであり駅を出てすぐの広場もご覧のように人通りは少ないです。「なんばという大阪市の中心部に向かう列車なのになんで日中帯15分に1本しか列車ないんだ…」と思っていましたがこの状態を見るとそれも納得してしまいます。 地下鉄御堂筋線で新大阪駅まで移動した後、山陽新幹線に乗車します。 山陽新幹線は広島~博多間が終日運休となっただけではなく、東京駅からののぞみ号もほぼ運休となり、なおかつ所定の編成量数で運転となったため岡山駅からはほぼ満席の状態での運行となりました。これはキツい… 次回に続きます。