前回のあらすじ:東北地方全制覇に飽き足らず北海道に足を延ばしました。
2021年10月15日、札幌駅から再開。
前日は東北地方の全ての県できんモザThankyouを見終えましたが、それだけでは物足りなかったのか最北の地に足を踏み入れることにしました。
前日の長距離移動が堪えて早起きできずかなり遅めの出発。
カムイ号を岩見沢駅で下車。札幌近郊区間エリアの東の果ての駅でここからはこの駅を境に普通列車の本数が一気に少なくなります。実は2019年にも特急の混雑から逃れるため普通列車に乗り換えた際に訪れてました。
なんでこんな駅にやってきたのかというと・・・
室蘭本線の乗車です。室蘭本線と言えば特急北斗やすずらんが通る区間のイメージがありますが、実は岩見沢~沼ノ端~苫小牧~東室蘭~長万部駅間が室蘭本線の本線区間であり、今回は岩見沢~沼ノ端駅間の駅メモ赤新駅回収の旅です。
でんこの里帰りは(当時)全訪問していたし、急遽決めた遠征なので北海道でやることを何も考えていなかったわけです。
このあたりの室蘭本線はの優等列車は運転していないものの、本州と道内を結んでいる貨物列車は現在も運行されており、普通列車の本数が少ない割には複線区間が長い路線となっています。
ただ過去に栗丘~栗沢駅間のトンネルが一部崩壊した際に、それまで複線だった区間を修復せず単線としていたりと今後も安泰というわけではなさそう・・・
終点の苫小牧駅までやってきました。
乗ってきた室蘭本線の他にも札幌駅からの直通電車が乗り入れる最南端の駅だったり、日高振興局エリアへ運行しなくなった日高本線の始発駅だったりしています。
苫小牧と言えば本州へのフェリー発着の窓口として有名なところで、駅にもフェリーを堂々アピールする看板が。
船の旅ってあまり経験がなく憧れているので時間を作って乗船したいとは思っています。船酔いしそうだけど。
上映時間までまだまだ時間があったのでRAMAI苫小牧店さんでスープカレーをいただきました。ちょい辛ではありましたがこれくらいなら全然いけます。チキンや野菜もボリュームがあってGood。
北海道といえばスープカレーという安直な考えで選択しましたが、今にして思えば苫小牧名物のホッキ貝のカレーを食べるべきでしたね・・・
北海道に上陸できるとしたら10/15以降だなと構想はしており、その時点で上映している劇場がここ苫小牧だけ。まあ残りの道内追加上映箇所は旭川、釧路、北見と遠いところばかりだったので好都合でしたが。
スガイディノスは映画館運営だけではなくゲーセンやらボウリング場も兼ね備えているアミューズメント施設になっていて最後の最後に個性の強い場所を引いたなと実感。
ちなみに、今までの劇場では座席は全席指定制でしたが、ここでは空いている席に自由に座っていい全席自由席制というシステムでした。
帰りは路線バスで沼ノ端駅へ移動。
沼ノ端駅は千歳線と室蘭本線の実際の分岐点となる駅で苫小牧駅に負けず劣らずの駅舎を持つターミナル駅・・・
・・・なのですが、まさかの無人駅です。
あのクソデカ駅舎は自由通路という扱いで窓口みたいなものはありません。この時間でも利用者がそこそこいて、特急すずらん号が止まるのに無人駅なのは何故なんだ。
普段はLCCを使う機会はあまりないのですが、今回の行程が突発的なものというのは前回でも言っていましたが、飛行機の事前手配はしていなかったので前日予約でもそれなりに安いLCCを選択。座席が狭いこと以外は特に何も問題なかったので今後のお出かけの際には選択肢の一つとして考えていきます。
実は午前中は札幌市営地下鉄線の赤新駅回収をしていましたが、スタートが遅かったためか中途半端にしか回収することができなかったのでブログでは割愛。
成田空港に到着し、東北地方の全ての県できんモザThankyouを見る旅 ー本当に完-