前回までのあらすじ!
初詣行きました。今年の運勢は吉でした。
日が昇る前の豊橋駅前からスタート。
本日は飯田線全線走破を目指します。
もともと直結した4社の私鉄路線(豊川鉄道・鳳来寺鉄道・三信鉄道・伊那電気鉄道)を戦時国有化・統合したことで成立した路線であり、駅はほぼ開通時の沿線集落ごとに設けられている。このため駅間距離が旧国鉄の地方路線としてはとても短いのが特徴で、全長195.7km中に起終点を含めて実に94の駅がある。
ただ全区間を乗りとおすだけでも6~7時間はかかるこの路線、万全の状態で挑むことにしました。豊橋で前泊したのもこのためです。
というわけで6時発の天竜峡行きに乗車。青春18きっぷの時期だったので混雑するか心配でしたがさすがに時間帯が時間帯なので鉄オタは少なめです。
豊橋を発車してしばらくの間は平凡な地方路線ですが、本長篠を過ぎると秘境感が強くなっていきます。
静岡県に入ると一部区間を除いて川に沿って走っていきます。この時点で2時間も乗車してます。
元ネタ駅その10:為栗に到着。
でんこNo.2 為栗メロ
おバカさん。破壊的に自由でエキセントリックな言動でまわりを驚愕させるでんこ。勉強も運動もまるでできないが驚異的な運の持ち主。
わざわざ朝6時の電車で出発したのは飯田線全区間乗車のほかに為栗に途中下車するためでもありました。
しかし、ただ飯田線制覇するだけでもハードルが高い上に為栗に降りるとなると乗車ルートを考えるのに苦労しました。豊橋からの始発が8:39着、全線乗り通して関東に戻るための終電が16:48発でその間に列車は2本しかありません。
関東から比較的近いエリアにもかかわらず元ネタ駅巡りの中でも5本の指に入る難易度だと思います。
次の列車まで時間があるので散策タイム。
駅から離れようと思ったらこの錆び付いた通行止めの標識。この先に進んでいいのか不安になります。
なんと駅から脱出するためには築何年か分からないこの橋を越えないといけないようになっています。高所恐怖症なので非常に怖いです。
ただ、橋の上からの景色はまさに絶景の一言。
橋を渡り終えても民家どころか建物すら一軒も見当たりません。なので何か建物を見つけるまで歩き続けます。
約10分ほど歩き国道道路沿いに出てやっと建物を見つけました。しかし冬季休業中でした。残念。
ここらで寒さも限界に達したので駅に戻ります。
待合室には駅メモerが置いた駅ノートがあったので書いてみました。
次の天竜峡行きまでの待ち時間を有効活用するために豊橋行きに乗車。秘境駅巡りに行きます。
小和田着。
TVとかでも取り上げられるレベルで有名な秘境駅です。せっかく飯田線乗車しに来たので寄り道してきました。
18きっぷシーズンなので他にも降りる人がいるかもと思いましたが為栗も小和田も下車したのは俺一人だけでした。
小和田は静岡県の駅ですが、県境ギリギリにある駅で愛知県、長野県がすぐ近くのためこのような珍しい看板が。
おそらく駅の近くにある塩沢集落というところまででも徒歩1時間かかるのが秘境っぷりを表しています。
駅周辺にある建物は軒並み廃墟と化していました。
神社に行こうとしましたが途中でどこが道なのかが分からなくなってしまい断念。
小和田から見る天竜川の景色も最高でした。
一時間ほどの滞在でしたが満喫できました。
飯田線はこれ以外にも為栗、小和田以外にも秘境駅がたくさんあるので今回行けなかった駅もいずれ訪れてみたいです。
列車乗換のため下車、ついでに周辺散策します。
名勝 天龍峡。
ここ天竜峡は天竜ライン下りが有名ですが、さすがに冬の時期だったので人はまばらでした。
次来るときは夏のライン下りを体験してみたいです。
ここから飯田線後半戦です。
しかし、朝早かったため朝ごはんを食べておらず、天竜峡でも昼ごはんを食べるほどの時間がなく、空腹との闘いが…
途中の駒ケ根で15分ほど停車。
駅の外にあったスーパーで軽食を買おうとしましたがレジ混雑のため断念…
駅併設の喫茶店も閉まっており自販機のお茶だけで空腹をごまかします。
一気に飯田線を制覇し、岡谷着。
かなり内容を端折っていますが天竜峡から岡谷まで約3時間かかっています。
ここからは特急で一気に都内まで行きます。ここから更に2時間かかることを考えるとやっぱり飯田は遠いです。
本日の朝ごはん兼昼ごはんは桔梗信玄餅アイスでした。
そんなこんなで新宿着。
この後飲みの予定があったので浅草橋で下車、ほろ酔い気分で家路につきました。
今回の遠征で中部地方編は一休みして、次回は違うエリアに行ってみようと思います。