前回のあらずじ:近江鉄道イベ、一日かかるとは思わなかった・・・
和歌山市駅に到着したところから再開。
前回の貴生川駅からJR草津線→新幹線→特急くろしお号→紀勢本線と最速の乗り継ぎで移動したものの、3時間半くらいかかりました。
朝ごはんも昼ごはんもまともに取っていませんでしたが、流石に夜ごはんは食べようと思い、和歌山駅でお土産や地酒を買い込んで宿でいただきました。
翌朝、2月24日水曜日。
和歌山駅にやってきました。特急が止まる県の中心駅のはずですが、和歌山市駅との落差がすごい・・・。
本日は「駅メモ!&アワメモ!で行こう!和歌山・白浜キャンペーン」に参加。きのくに線の対象駅とイベントスポットに全て立ち寄っていきます。前日の近江鉄道イベの疲労がまだ残っており本調子ではないスタートですが果たして・・・。
海南駅に到着。乗車した列車が海南行きの列車だったので強制下車となりました。
海南駅は和歌山駅からほど近い海南市の中心駅。駅周辺は住宅街で栄えています。
朝の通勤通学ラッシュということもあり、折り返しとなった列車は満員で出発しました。
海南駅を出ると市街地から少し離れローカル感が出てきます。特急列車が一部停車する箕島駅・藤並駅と途中下車しつつ湯浅駅までやってきました。
駅舎は観光交流センターと湯浅町商工会、図書館やカフェなどが入っている湯浅えき蔵となっており、立派な作りとなっています。
が、こんな立派な駅舎を構えているのにもかかわらず、この駅は無人駅です。
もう少し規模の小さかった箕島駅や藤並駅には駅員さんがいたのに、なんで無人駅なんだろうか...。その前に自動改札機が無くフリー状態なのはマズくない…?。
次の列車まで30分待ちだったので「イベントスポットを一か所くらいはいけるかも」と思い本日もウォーキングタイム。
湯浅地域のスポットの一つ、稲むらの火の館に到着。
湯浅駅から稲むらの火の館まで公式HPでは徒歩約15分と記載。今回は早歩きで来ましたので約12分ほどかかりました。
つまり観光する時間は全くなかったのでチェックインを済ませてすぐ駅に折り返しました。まあ営業開始前だったのでどのみち中には入れなかったのですが。
続いて御坊駅で下車。きのくに線の拠点となる駅のひとつであり、特急列車が全て停車する以外に、この駅を境に白浜方面の列車はワンマン運転区間となります。
ここでも多少待ち時間がありますが、御坊駅は市の中心部からは多少離れており、名所も歩いていくには遠い場所ばかりで時間つぶしに難儀しました。
御坊駅からは日本一短い鉄道と言われている(実際は千葉県の芝山鉄道が日本一短い鉄道)紀州鉄道線が通っています。
ならこっちへ…と思いましたが、この先の行程を考えると乗りに行くのは厳しいと思いスルーしてしまいました。また来なきゃいけないやん...。
御坊駅からは特急くろしお3号に乗車。
到着した列車はアドベンチャーワールドのパンダを意識したラッピング車両になっています。かわいい。
きのくに線は個人的に思っている路線のイメージとは裏腹に、和歌山駅から御坊駅までの区間は海沿いから少し距離を置いて走っています。御坊駅を出て少し進むとようやく念願の太平洋を望むことできます。この日は晴れており実に絶景でした。
特急列車をわずか一区間で下車。
みなべ町は日本一の梅の郷と謳っており、南部駅には梅干しの種で作られたイラストが飾られていました。これは力作・・・
南部駅では歩いてすぐのところにある海岸でたそがれていました。
紀伊田辺駅で下車。ここも御坊駅と同じくきのくに線の拠点駅で、ここから白浜方面へは普通列車よりも特急列車の方が本数が多い区間になります。
先述の通り紀伊田辺駅から列車本数が大幅に減り、この時間から白浜駅に最速で向かうにはまた特急列車を使う必要がありました。それは避けたいなーと思い駅前のバス停を見ていると白浜方面に向かう路線バスがあるのを発見。
三段壁行きの路線バスに乗車したところで次回に続きます!