2020年8月某日、世間はお盆休みの真っただ中です。自分もお休みを入れとある予定を立てていましたが、コロナウイルス第2波が騒がれて来るようになり予定が中止となってしまいました。家で過ごすのも勿体ないと思い急遽日帰り旅行へ行ってきました。
ということで東京駅の新幹線改札口です。お盆と言えば毎年ニュースになるくらい新幹線が混雑しますが、今年はそんなことももなく…
はやぶさ13号に乗車。新幹線改札がガラガラだったように、新幹線車内もガラガラでした。当日に指定席を予約しても余裕で窓側が取れるレベル。
仙台駅で下車して仙山線に乗車。
この日は輸送障害があって遅れての到着となりましたが、仙台駅は幾度となく訪れているので乗り換えルートを体が覚えていて無事乗り換え出来ました。
愛子駅にて秋保那菜子ちゃんとパシャリ。
秋保那菜子
気を抜くと東北弁が出てしまう、ちょっと引っ込み思案な田舎むすめ。とても気配りができて、手持ちのバッグには色々な物が入っている。ファッションセンスが壊滅的で普段着がダサい(本人は超イケていると思っている)。SPRiNGSの女房役で、メンバーにとって癒しの存在。
愛子駅。秋保温泉口の副駅名がある仙山線の拠点駅であり、仙台駅方は仙台市内輸送を担う区間で列車本数も多い一方、山形駅方は一気にローカル線色が強くなり列車本数が少なくなります。
駅メモで愛子駅チェックインした後は、もう一つの目的地である秋保温泉へ!と思いバス停で時刻表を確認したところ…
本数少なっ!!!
仮にも秋保温泉口と名乗っているのにも関わらず、路線バスが1日7本しかないなんて…しかも少し前に発車したばかりで次は2時間後という…
どうしようかと迷った挙句、駅周辺に時間を潰せそうなところがないので歩いて向かこうと決断。今にして思えばこの時の自分は暑さに頭がやられていたのかもしれない。
駅を出て最初のうちは平坦な道のりでしたがすぐに登り坂になります。この辺りは錦が丘と呼ばれるニュータウンエリアであり、愛子駅から仙台駅方面の列車が多いのはここの住民が仙台駅に向かうためだと思われます。
ミニストップ仙台錦が丘店。ここから先1時間ほど休憩できるスポットはないので秋保温泉まで歩く人は要注意!(そんな人いない)
仙台市天文台を過ぎるといよいよ人気の無い山間部に突入します。
この時の気温は34度。この時ばかりは本当に熱中症になりそうになったので少し歩いてガッツリ休憩、を繰り返していました。
ペット霊園エンジェルパーク。
なんでこんな山奥にあるのかは分かりませんがこの辺りでおよそ半分ほど歩いてきたことになります。
・・・・・(体力の限界)
愛子駅を出発しておよそ1時間40分、やっとの思いで秋保温泉郷に到着しました。
とりあえず、路線バスよりは早く(数分の差ですが)到着できてよかった・・・
汗で体中ベタベタなのでまずは温泉に入りたい!
ということでやってきたのは「伝承千年の宿 佐勘」さん。 ホームページのタイトル通り、歴史あるお宿です。
露天風呂に入り浸っていました。真夏の露天風呂は冬に入るのとはまた違った感じでいいねすね!
昼ごはん(どころか朝ごはんも)がまだだったのでたまたま通りかかった「AKIU WINERY」さんに立ち寄ります。
秋保温泉にワインというイメージがなく気になったのです。洒落た感じのお店で人気なのかそれなりに混雑していました。
おつまみになりそうなものはあまり置いていなかったので、お昼ごはんはソフトクリームと赤ワインというよく分からない組み合わせ。この暑さだとソフトクリームがすぐ溶けてしまうので食べるのが大変でした。
そんなこんなしているうちに帰りの時間が近付いてきました。暑い中ウロウロしているのは体力的にしんどいので、観光案内所「秋保・里センター」さんで涼むことに。
案内所には秋保那菜子ちゃんの等身大(?)パネルもありました。
帰りは仙台駅行きのバスに乗車。
バス車内に時刻表が掲示されていたので見てみると、バスの圧倒的な本数に加えて所要時間も愛子駅経由よりも短いという…
秋保温泉口という副名前は仙台駅に譲ったほうがいいんじゃないんですかね。
仙台駅に戻ってきました。
夕方に飲み会の予定があるので早めの新幹線で帰ります。行きよりは人が乗っていましたがそれでも当日予約で窓側確保できるレベルでした。個人的には快適に旅行できて助かりますがこれじゃ鉄道会社は大赤字だろうな…と思ったのでした。