前回のまちさんぽの続きです。
高輪ゲートウェイ駅から山手線に乗車し、やってきたのは浜松町駅。ここで東京モノレールに乗り換えます。
東京モノレールは1964年開業というかなり年季の入った路線であり、沿線風景はとても良いのですが車内の揺れも激しくまるで遊園地の乗り物に乗っているかのような感覚になります。
大井競馬場前駅で下車しましたが、競馬しに来たわけではありません。ここから目的地までは徒歩移動です。
でんこの元ネタ駅その48:東京貨物ターミナルに到着。
でんこNo20 丸地にころ
荷物運搬を目的に生まれたでんこ。運営プレゼントをマスターに運ぶなど裏方として運営のお手伝いをしていたが満を持して登場。背中の中身を見ようとすると大いなる力で消されるとのウワサが…。
東京貨物ターミナル駅。ここより南は九州、北は東北までの貨物列車が発着する日本最大規模の貨物駅です。
貨物駅なので一般の人が乗車できる旅客列車は一本も走っていません。今回はgoogle map上でこの駅に一番近そうだった大井競馬場前駅で下車しましたが、駅名標がある駅への入口は一つ隣の流通センター駅が最寄り駅となります。それを知らずに炎天下の中彷徨い歩いたので訪れる際は注意。
時を少し遡って、大井競馬場前駅。当時はリニューアル工事の最中でしたが10月現在は新駅舎が使用開始されています。
駅の目の前から見える京浜運河がいい眺めです。
この辺りには民家などはほぼなく、通過していく車は物流業者のトラックばっかり。歩行者も自分以外には全く見当たりません。
首都高速湾岸線を超えると見えてくるのは東海道新幹線の留置線。東京貨物ターミナル駅に併設する形でJR東海の大井車両基地があります。
その先に行くとJR貨物の社員研修所や輸送本部の入口、りんかい線の八潮車両基地が。これだけの施設が併設されているのも日本最大規模と言われる所以です。
自分は鉄道車両にはそれほど詳しいわけではないのですが、貨物列車だけではなく車両基地にいる様々な車両を見ているだけでも楽しめました。
駅名標を見つけられず貨物ターミナルを超えてしまいました。ここではじめて「最寄り駅違うんじゃね?」と思ってネット検索する始末。当初はここに来る予定はなかったので多少のグダグダも許してください。。。
陸橋を引き返して湾岸道路を南下、流通センター駅方面に歩きます。この辺りには日陰となりそうな場所がほとんどなく体力も限界に近付いてきました…
環七大井ふ頭交差点までやってきました。この交差点を左に曲がれば駅名標のある入口まであと少しです。
紆余曲折ありましたがようやく東京貨物ターミナル駅入口に到着したのでした。まあ関係者以外は立ち入り禁止なので写真だけ取って即Uターンしましたが。
大井競馬場前駅まで戻るのはしんどいので帰りは本来の最寄り駅である流通センター駅に向かいます。この辺りは様々な会社の倉庫が多数あります。東京貨物ターミナル駅と合わせて物流の一大拠点ですね。
流通センター駅に到着。この後は秋葉原駅に寄って行きつけの居酒屋でたらふくお酒を飲んで帰路に着きましたとさ。
当初の汐入駅・三浦半島観光は出来ませんでしたが、この日は1日に3箇所も由来駅めぐりができたのでよしとします。東京都内の由来駅めぐりは今後もこのスタイルでやってみたいと思います。