ヤマノススメ×駅メモコラボの旅・前回のあらすじ:タイトルとは裏腹にへやキャン△聖地巡礼旅行をしてました。
高尾駅着。中央快速線と中央本線の境界とも言うべき駅であり、車窓も東京方面は都会的な風景が広がる一方、甲府方面は一気に山岳路線になります。このあたりの風景を眺めるのが楽しいんです。
なんと高尾駅から長野行きの列車も存在するらしいです。乗り通すのに何時間かかるんだろう・・・。
高尾駅はJR線の他、京王高尾線も乗り入れています。京王線に乗り換えて一駅だけ移動。
スポット⑨ 高尾山口駅
ファーストシーズン8話で高尾山に登山する際に登場。ミッションクリアの画像は高尾山口駅の画像・・・ではなく高尾山の中腹で休憩がてらひなたちゃんが三福だんごを買ってきたシーン。
というわけで、高尾山登頂してきました!
高尾山口駅。京王高尾線の終着駅で名前の通り高尾山の最寄り駅。
ちなみに今の駅舎は2015年に完成したばかりの新築であり、アニメに登場した駅舎とはデザインが異なります。
高尾山にはケーブルカーとゴンドラリフトがあり、これらに乗車すればショートカットすることができますが、ここはアニメ本編に倣って徒歩で向かいたいと思います。
行きは高尾山薬王院の表参道である1号路へ。
メインルートということだけあって道は基本的に舗装されており歩きやすいようになっています。「これは余裕だな」と思ったのも束の間・・・
少し進むと急な上り坂が連続して続きます。この時は10月下旬でしたが残暑がまだ残っており体力がものすごい勢いで持って行かれます。
コロナ禍にもかかわらず登山する人が多かったのもビックリしたのですが、それ以上に驚きだったのが周りの人たちが全然疲れている素振りを見せなかったことです。「みんななんでそんなに体力あるの…もしかして体力ないの俺だけ…?」と心の中で思いつつ平然を装った顔で坂を登っていきました。
リフト山頂駅が見えてきました。この辺りがおよそ中間地点なのかな?
小休止し体力が回復したところで再度足を進め、高尾山薬王院までやってきました。上り坂が少なく平坦な道のりだったので助かりました。
ここで唐突に表れる山頂への道のり行く手を阻む階段・・・。
高尾山頂に到着!ここまでの所要時間は約1時間半ほどでした。
運動して疲れ切った状態で頂上からの景色を見ると一段と景色が良く見えます。まさにアメとムチ。
一息ついたところで日が暮れないうちに下山します。帰り道もヤマノススメに合わせて6号路へ。登山者向けのコースなので注意喚起も出ています。
6号路を少し進み、なぜこの道が注意喚起をしていたのかが良く分かりました。道が舗装されているわけでもなく、かなり急な階段が続きます。下りだからなんとかなっていますが、これを登るのはキツいな・・・。
途中からは道と呼べるようなところもなくなり、川を通らないといけない箇所も。転倒して泥だらけになるのが嫌なので一歩一歩が慎重になります。
とまあ、初心者には全くおすすめできないルートですがその分人間の手がほぼ入っていない自然そのままのルートなので登山という
そういえば1号路と違ってこのルート、登山者が全然いません。こんな道ならそりゃそうなりますわな。
無事下山することが出来ました。所要時間はこちらも1時間半ほど。
今回は立ち寄りませんでしたが、高尾山口駅の駅前には京王高尾山温泉というスーパー銭湯があります。登山で疲れた体を癒すには最適、駅前という立地も良く、やり手の銭湯だと思いました。
準特急という種別、聞きなれない珍しい種別だなーと思っていましたがどうやら現在では京王線でしか使用していない模様。
笹塚駅で本八幡行きに乗り換え。始発列車で帰宅ラッシュの混雑を回避しつつ帰宅しました。
次回に続きます。